『フィガロの結婚』1月23日 1月15日(土)
1時開演~4時半終演
皆大好きモーツァルトの傑作コメディ。
題名だけだと、知ってる感がありますね。原作はボーマルシェ―の風刺戯曲「狂おしき一日、あるいはフィガロの結婚 La Folle journée, ou le Mariage de Figaro」。
貴族を激しく風刺する原作は、フランス革命前の王族を心配させた作品としても有名。
でもオペラでは、貴族の風刺というより、上から下へのパワハラと思いきや、実は女性の強さとウィットと機転が一番活躍するという、ある意味モダンな作品。
こんな題材を最高のオペラにするって、モーツァルトって凄い!
原語:イタリア語
ジャンル:コメディ
超簡単荒筋:スペイン、セビリヤ近く。アルマヴィーバ伯爵に仕えるフィガロは、伯爵夫人の侍女のスザンナと結婚を前日に控えている。が、既に廃止された”初夜権”(城主が使用人の初夜・処女を寝取る権利)を伯爵が復帰させようと企ているの知り、それを回避しようと奮闘するが、多々の陰謀と邪魔が入り空回り。スザンナは、そんなフィガロに頼っていては、自分の操が危ないと、冷たい夫(伯爵)に嘆く伯爵夫人と共に、伯爵をギャフンと言わせ、愛するフィガロと幸せになる為に、機転を利かせドタバタながらも、めでたしめでたし...というお話です。
とにかく複数の登場人物のキャラが濃い(笑)
アンサンブルの強さが、作品の成功の秘訣なので、キャストの強さとケミストリーは大切な作品です。
なので、どの役を誰が歌うかも注目。
今回伯爵を歌うバリトンのChristian Gerhaherは、ヨーロッパでは非常に有名なのに今回がメットオペラデビュー。注目です。
スザンナ役の英国人Lucy Croweも久々のMet出演。本国では、ベテランで大尊敬されてるソプラノ。夫人役は、天使の声のようなGolda Schultz。私も大好きです。
ケルビーノ役は、本役が当たり役で、大人気なイザベラ・レナード。数年前に皆さんで観た時も、彼女のケルビーノでした。
*ケルビーノ役は、小姓で、若い男の子。この役はメゾソプラノが男装して演じます。
そして、フィガロは新作『エウリディーチェ』で大好評だった、Ryan Mckinny。
期待の大きいキャストです。
参加費:早期特別プライス145ドル(含まれるものは下記参照)
*12月27日迄のお申込み
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各オペラ鑑賞、参加費に含まれるもの
- チケット(オーケストラプライム・平土間席)
- 予習講座1回&資料、音楽リンク、クラス動画
- 感想会
- アテンド、手数料
お申込み後に、お支払い等の詳細をお送りします。
★これらの日程で、ご参加できない方又は各作品の予習のみにご興味ある方は、予習クラスのみのご参加も可能です。
ご希望の方はご一報ください。
★★英語での予習クラスのリクエストがあったので、こちらも人数が集まれば、開催いたします。英語で予習を受けたいご家族、お友達がいらしたら、お知らせください。
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こんな方にお勧め
- モーツァルトの音楽が好きな方
- 映画『アマデウス』のファンの方
- センスの良いセットで、おしゃれなオペラを楽しみたい方
- コメディを見て楽しい気分になりたい方
- 有名作品が観たい方
- 超有名作品で、人が死なないオペラが観たい方
- 音楽だけでなく、ストーリーの面白さも大切という方
- 重々しい声よりも、軽やかな声がお好きな方(女性シンガー)
- 男性の魅力はやっぱり低音!というバリトン&バスファン
- とにかく笑いたい方
- オペラに行きたいけど、夜が遅いのは苦手な方
- 舞台好きのティーンにもお勧め(私の13歳息子が今迄観て一番面白かったと言ったオペラ)
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